長年、空き家の状態が続いていた長屋路地に転機が訪れたのは2004年のことでした。
名もなき作家や町家にあこがれる若者と大家が力を合わせ、活気が失われた家々を見事に甦えらせることに成功しました。
大家の安食弘子(あじき ひろこ)が結婚を機に諦めた彫金作家としての夢を作家に託すべく、若手作家の応援をしようとしたことが契機となり、路地での若者たちの創作活動がはじまりました。
当時の町家ブームにより、次々と町家が住居から飲食店を中心とした店舗に転用されていく中で、町家を住居と工房を併せた職住一体型の「住居兼工房」の借家として、20代から30代の若手作家を中心に新たな復活を遂げたのです。路地には目印となるような「名称」が無かったため、当時の入居者からの提案もあり、大家の苗字から「あじき路地」と名付けることになりました。
いつしか路地はマスメディアでも注目されるようになり、数々の雑誌や書籍の表紙を飾り、映画やCM、ドラマなどのロケ地としても選ばれるようになりました。
工房やアトリエを借りる余力のない若い世代の芸術活動を応援すべく、これらもあじき路地では日本だけでなく世界へ羽ばたけるアーティストの活動を見守っていきたいと考えています。
長年、空き家の状態が続いていた長屋路地に転機が訪れたのは2004年のことでした。
名もなき作家や町家にあこがれる若者と大家が力を合わせ、活気が失われた家々を見事に甦えらせることに成功しました。
大家の安食弘子(あじき ひろこ)が結婚を機に諦めた彫金作家としての夢を作家に託すべく、若手作家の応援をしようとしたことが契機となり、路地での若者たちの創作活動がはじまりました。
当時の町家ブームにより、次々と町家が住居から飲食店を中心とした店舗に転用されていく中で、町家を住居と工房を併せた職住一体型の「住居兼工房」の借家として、20代から30代の若手作家を中心に新たな復活を遂げたのです。路地には目印となるような「名称」が無かったため、当時の入居者からの提案もあり、大家の苗字から「あじき路地」と名付けることになりました。
いつしか路地はマスメディアでも注目されるようになり、数々の雑誌や書籍の表紙を飾り、映画やCM、ドラマなどのロケ地としても選ばれるようになりました。
工房やアトリエを借りる余力のない若い世代の芸術活動を応援すべく、これらもあじき路地では日本だけでなく世界へ羽ばたけるアーティストの活動を見守っていきたいと考えています。
2014年 | 「京都を彩る建物や庭園」に選定 |
2015年 | 「京都景観賞(建築部門)」にて優秀賞を受賞 |
2016年 | 京都商工会議所より「京都創造者大賞(未来への飛翔部門)」を受賞 |
2020年 | 「京を彩る建物や庭園」に認定 |